落ち込んで、でもただでは起きないよ。―「仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方」と「やり抜く力」を読んで。
この本には、どれほど救われたか分かりません。
どうすればよいかというHow toが沢山書いてありましたが、
人に責められ、自分も嫌になり、つらかったですね、という下りでは涙がでそうになりました。そうなんだよな~。ちゃんとできていた人はわからない、そんなん甘ちゃんやと思うかもしれないけど、私の気持ちは正直救われました。
その後、上記の本にも出合いました。
そして、アンジェラ・ダックワースの「やり抜く力」にも。
この三冊を読んで見えてきたことがあります。
それは、
ちゃんとする、というのにも方法がある。
そのちゃんとする方法をしらなければ「一生懸命」「頑張る」なんて無意味。
そもそも、ちゃんとできない人は、そういう方法があると気づいていないことが多い。
そして、ここからがミソですが、
そういうとき、人間は得てして、
ちゃんとできる、できないは「固定された才能」であると思っていて、成長しないと思っている。(ここら辺は「やり抜く力」に出てきて目からウロコでした。)
だから、方法なんて探そうともしない。ちゃんとしなくちゃ!と思うだけ。
そして当然できなくて、前よりひどく落ち込む。「私はなんてダメなんだ」と。
でも、そうじゃなくて方法を知って、体得する練習をしていないだけ。
もうひとつ、「やり抜く力」にとても大切なことが書いてありました。
それは、人間は成長できると信じることを「成長思考」とし、しょせん人間は成長できないという考えを「固定思考」とすると、意外と、自分が優秀と思っている人は「固定思考」を持つという話です。でも、いくら自分を優秀と思っている人でも、いつかは挫折に出会うもの。そのとき「固定思考」だと、ものすごく落ち込むというのです。だって、自分が優秀だと思い込んでいたのにそうじゃなかった、ということになるんですからね。。。
さて、私が自分を優秀と思っていたかどうかは別として、「固定思考」が結構強かっただったんですね。
だから、ケアレスミスを連発して、ほとほと自己嫌悪に陥った。
だけど、よかったです。
そこから抜け出せて。
しかも抜け出すついでに、色んなことを学べました。
ただでは起きないぞ!
でも、自分の人生でまだ足りていないことが、
何かをやり抜くことであるのにも気がつきました。
この三冊には本当に感謝します。
そして、これからどうしようか、今、どうしようかと考えると
面白い。
ワクワクします。
同時に震える気もしますが、
でもワクワクしている私です。