狭小ガーデニング日記

庭は奥行120センチ×日陰×時間がなくても、楽しいガーデイングを。

ロイヤルバレエ団のジゼル I miss you!

もう先週末のことになりましたが、

6月25日にロイヤルバレエ団のジゼルを観に行ってきました。

 

じゃーん、幕が上がっただけで感動してしまいました。涙

び、美術が

 

素晴らしい。

 

観ているこちらまで森の中にいるよう。

すごいわ。

と思っていたら主役の二人が登場。

 

まず、スティーブン・マックレー。

本当に端々まできれいな踊り…。

この印象は最後まで変わらず第二幕などは魅せに魅せてくれました。

 

そして、サラ・ラムは・・・

 

サラ・ラムは・・・

 

カワイイ!!!!!!

 

可憐。

 

あれではアルブレヒトも一目ぼれするだろうなぁ。

 

そして、お芝居に入り込んでいるので

ハッ

という声が何度も聞こえて

自分を剣で刺そうとする場面では痛くて

アッという小さい声も。

こちらもバレエを見ているというか

お芝居を観ているというか

いやいや、バレエはお芝居なのねと

先週のロミオとジュリエットに引き続き思い知らされました。

 

ジゼルがアルブレヒトの婚約のことを知った時など

もう、かわいそうでかわいそうでこちらまで涙目。

 

そして、もう一人触れておきたいのが、

クリステン・マクネリーがジゼルの母親。

World Ballet Dayでロイヤルバレエ団のレッスンの時、説明してくれたのを

何度も見て親しみを覚えてしまったクリステンだったのですが、

 

お芝居がうまーい。

 

ジゼルがアルブレヒトと会っているところを見つけた後、

ウィリの話をマイムで表現するのですが、

これが結構怖い。

単にジゼルにそんなに踊っていたりすると、

(というか、見かけたことのない男にすぐ気を許したりしたら)

ウィリになってしまうよ、という説明に終わらず、

あ、ここもウィリがいる…と言っているような。

母親にも狂気じみたところがあってひぇ~。

 

あとはヤスミン・ナグディをはじめとしてパ・ド・シスも素晴らしい~。

ここは物語は横に置いて純粋にバレエを楽しみました。

 

ウィリたちが集団で男性にNo!を突きつけるシーンは

やはり・・・

女性としては・・

 

「スカッとしました。」

 

だって古典バレエって結構、女性が弱いじゃないですか。だからたまには、ね。

ミルタ、かっこいい。なんて。

 

そして、有名なバリエーション―一幕のジゼルの踊りや二幕のアルブレヒトの踊り―

をサラ・ラムとスティーブン・マックレーで観られたその瞬間は感激しました。

 

以上、つらつらと忘備録的に書き連ねましたが、

要は至福の時だったと言う事です。

 

公演終了後、大入の東京文化会館スタンディングオベーションの嵐となりました。

そして

帰っていったロイヤルバレエ団。

 

ちょっと寂しいな~。

素晴らしいバレエをありがとう。

また来るのを楽しみにしています。