「ちゃんと、きちんと、はやく」する方法を習う。
ちゃんとしなさい、
きちんとしなさい、
はやくしなさい。
子どものころよく言われました。
子どもにもついつい言っていました。
でも、親の自分もできていなくて失敗して落ち込みました。
忘れ物をして、遅れることは私のDNAに刻まれている!
と絶望しました。
が、
それがひょんなことから、「どうやって」遅れないようにして、
忘れないようにするのか、というHow toを読んでみようと思いました。
すると、沢山あるんですね!
そういう本。
多分、小さいころからしつけているひとにとっては当たり前のことばかりかも。
「夜寝る前に、翌朝持っていくバッグを用意する」とか。
でも、当たり前になっていない人もいます。
だから、できていない、と𠮟るより、
子どもにもHow toを教えればいいのにな。
学校で教えてもいいと思います。
親だって、どうしたらよいかというやり方を
人に示せるほど明確に分かっているとは限らないから。
そもそもちゃんと教えてもらったことないですものね。
きっと大事なのはそのとき、
そんなことも知らないのか、
とか、親の中にもそんなこともできない人がいるのか
とか下げずまないこと。
目的はできるようになること。
できないのを責めたり、軽蔑するのが目的ではありません。
算数を教えるのに「1+1も知らないの?!」と言いながら
教える先生はいません。(多分。)
責めても生徒の心に生まれるのは反感や自己嫌悪だけ。
自分が学ぶときだって「あ~あ、私は」なんて落ち込んでいたら
それこそ学ぶこと自体に集中できません。
教えてもらったことがないからできるわけない、というくらいでいいと思います。
さて、こうやって学ぶべきことは
時間に遅れない
整理整頓(片付けについては、近藤麻理恵さんも沢山の人が片づけなさいと言われるばかりでやり方を教えられていないからしかたないという趣旨のことをおっしゃっています。)
忘れない
コミュニケーションミスを避ける
などなど色々ありそうです。
延長線上には
スピーチなんかもありそうです。
がみがみ怒るより、How toを学んだか、How toを教えているか、
を考えるのがよさそうですね~。